人間何が怖いって、そりゃ、やっぱ、あれでしょう、初体験でしょ。


未知なるモノへの好奇心と恐怖感の入り交じった何ともいえないドキドキ感。

自分では上手く隠してるつもりなんでしょうけど、他人から見たらどこか不自然で、それをまた見抜かれてたら恥ずかしいなと思う自分と、端からしたらなんて事のない他人の動揺や焦燥。


昭和生まれの36歳、男、墨入り ヒゲ付き ピアスあり、は目の手術に向かいました。


前から気になっていた二重を三重にして、見栄はる手術、、、ではなくて


目つきが悪く、よく人に怖い人と誤解されるので、目つきを良くして、いい人に見られるための手術、、、でもなくて


0、1も無い視力を上げるための手術です。


手術の内容はよくあるパンフレットに書いてある通りなんですが、やはり実際はもう少し行程も多く、しかし何をされているのかは実際見えないので、想像でしかありません。

ここで下手に動くと「視力を失うんじゃないか?」と本当に考え、体も硬直。

こんなにでかい男が、、、まるで、まな板の上の鯉のようです。


レーザーを照射する行程では、肉の焼ける匂いがダイレクトにピアスの付いた鼻へ届き、「もしこの世に赤鬼や青鬼が存在するならば、オレは焼いてもおいしい匂いなんてこれっぽっちもしないから、食べない方がいいいよっ!と言い訳しよう」と訳の分からない思考回路の交通渋滞。


確かに痛みは感じないが感触はある。こういうストレスを何らかの形で与えられ続けた動物はきっと自己防衛のために普段からピリピリ神経を研ぎすますようになって、きっと他との接触に必要以上に過敏になり、国家単位で考えるならば、その国は治安の悪いぎすぎすした環境になってゆくだろうな、、、南国の物質的には恵まれてはいないが不安も争う要素も少ない小さな島国ほど、心は穏やかで満たされている、、、そういう事なんだろうな、、、なんて、考えたりもして。


右と左のレーザーを照射する時間が違ったので、「もっと多めにやればやるほど、視力が3、0 4、0 ゆくは7、0まで上がるんじゃないの?もっと大盛りでやってよ!!」なんて科学的根拠をまったく無視した欲も出てきたりして(笑)


検査等にかなりの時間を要するんですが(それと思っていたより、はるかに多くの人達が受けにきていた事もあって)、手術自体はほんとにあっという間に感じました。

しかしかなりの緊張感。

術後に30分近く目を閉じて環境音楽に包まれた薄暗い部屋で休まされるんですが、まだ目の調子が良くないんで、そこまで看護婦さんが引率してくれるんですね、、、

恐怖の後に優しく温かく解放してくれると、、、地獄に仏とは良く言ったもんで(笑)


彼氏、彼女がいない方、そういうシチュエーションを演出すると、コロッといくかもですよ(笑)

似たような話に一緒にジェットコースターに乗ったり、お化け屋敷に入ったりすると、そのドキドキ感を相手に覚えてしまってるように錯覚し、さらに相手に好感を持ってしまうという、、、あれっ、ちょっと例えが違ったかー(苦笑)


初日、検査。

二日目、手術。

三日目、術後検査。

と、伝書鳩のように同じところを三日間飽きもせず往復したオレですが、結果、、、


右目ー1、5

左目ー1、2


まで回復しております!

もう少し時間をかけて落ち着けば、もう少し上がるんじゃないかな?との事。

PCや読書など近いものを長時間みているとかなり負担がかかるので、自分から遠くを見るように焦点の調節をして下さい、だって。

なんで、当分オレは遠い目をしてると思いますが、別に物思いにふけっている訳でも、遠い過去に思いを馳せてる訳ではありませんので、そういうオレを見てうっとおしいと思ったら、「あぁ、この人こんなとこで視力をブッシュマンばりに上げようと努力してはるんやなぁー、ぶぶづけでも一杯どうどす〜?」と優しく追い払って下さいねー。



少し前に友達と車のECU(エンジン コントロール ユニット)をいじって1馬力上げるのに、1万円かかるのが相場らしいぞ!と話をしていたんですが、、、

1眼力上げるのに◯◯万円か、、、と、帰り道、電車のドアにもたれかかりながら、よからぬ計算をし、改めて健康体の素晴らしさを色んな意味で痛感した、数日間でした。


おしまい



編集後記:

あ〜、たったこれだけの文章書くだけで、目がショボショボ。

当分の間、文字数は減るでしょうな、、、(苦笑)







2008年3月20日....

まな板の上の、、、

 
 
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